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仕事を早く辞めたいと思った時にすべきこと|退職時のトラブルについても解説

「今やってる仕事に満足できないな。」
「今の職場は居心地が悪いから何とかしたい。」
「仕事を早く辞めたいけれど、どうすれば良いのだろう。」

毎日働いていると、自分が就いている仕事について次第に疑問が湧いてきて、辞めたいと思うことがあるでしょう。では、早く仕事を辞めたいと思うようになった場合に、どのような行動をすれば良いのでしょうか。

この記事では、仕事を早く辞めたいと思った時にすることや、退職時に気を付けておきたいトラブル、また早く仕事を辞める時のデメリットなどを紹介します。

仕事を早く辞めたいと考えている人は、この記事を読むことで具体的に辞めるためにどうすればよいかを理解でき、先を見た行動ができるようになるでしょう。

仕事を早く辞めたいけれど、なかなか行動を起こせないと悩んでいる人は、ぜひこの記事を読んでみてください。

目次

仕事を早く辞めたいと思ったらどうする?

仕事を早く辞めたいと思ったらどうする?

仕事をしていると、トラブルなどさまざまなことが毎日あり、時には仕事を辞めたいと思うこともあるでしょう。最初は軽い気持ちで辞めたいと思っていても、実際に追い込まれていくと、早く辞めたいと真剣に考えてしまう場合もあります。

しかし、一時的な感情ですぐに行動に移すのではなく、まずは一呼吸おいて対応するようにしましょう。

仕事を早く辞めたいと思った時にすべきこと

仕事を早く辞めたいと思った時にすべきこと

仕事を辞めたいと思った時、実際に辞めてしまうのか、その気持ちを抑えて仕事を続けるのかで悩む人もいるでしょう。

ここでは、仕事を辞めたいと思った時にすべきことを紹介します。

自分と向き合ってみる

仕事を早く辞めたいと思ったら、ひとまず冷静になって、自分と向き合ってみましょう。そしてなぜ、仕事を早く辞めたいと思うのか、考えてみましょう。

冷静になって自分と向き合う中で、仕事を早く辞めたい理由が大したことではないことに気付いたり、逆にここまで大変な中で無理をして働いていたことに気付いたりできるでしょう。

仕事を早く辞めたいと焦るだけではなく、まずは落ち着いて現状を把握し、自分と向き合ってみることが大事です。

転職活動を始める

転職活動を始める前に仕事を辞めてしまうと、収入と共に離職期間も気になり、転職先を決める時に妥協してしまうことがあります。

そのため仕事を早く辞めたいと思った時は、転職活動を始めることをおすすめします。辞めてしまう前に転職活動を始めて転職先を決めておくと、収入を途絶えさせることなく転職ができ、結果的に今の仕事を早く辞めることができるでしょう。

年金や健康保険の手続きについて確認する

仕事を辞めた時にすることの1つに、年金や健康保険の切り替えがあります。

仕事を辞めた後、1日も空くことなく転職先で働くことが決まっていれば転職先が手続きを行ってくれますが、仕事を早く辞めたい時には、転職先が決まっていない場合もあるでしょう。

そのような状況で仕事を辞めると、どのような手続きが必要なのか、前もって確認しておくことが大切です。

出典:利用者別ガイド|日本年金機構

出典:就職したとき(健康保険・厚生年金保険の資格取得)の手続き|日本年金機構

ひそかに辞める準備をしておく

仕事を辞める時は、次の仕事を探したり引継ぎの用意をしたりと、やることが多くあります。病気や家庭の事情などで辞めることを優先しなければならない状況でない限り、辞めるための準備をしておくことは大切です。

そのため仕事を早く辞めたい人は、辞めるための準備をひそかに少しずつ進めておきましょう。

退職の意思を上司に伝えた上で自分の仕事の引継ぎをする

仕事を辞める準備が整ったら、退職の意志を上司に伝えた上で、自分の仕事の引継ぎをしましょう。引継ぎは自分がやってきた仕事を、代わりに担当してくれる人に伝える重要な作業です。

口頭で伝えるだけではなく、重要なことはしっかり文書に残して引継ぎをしましょう。丁寧な引継ぎをすることで、辞める側も引き継ぐ側も気持ちよく段取りを進めることができます。気持ちよく仕事を辞められるのは、次に進むためにも大切なことでしょう。

仕事を早く辞める方法

仕事を早く辞める方法

自分の環境や体調を踏まえて早く仕事を辞めたいと考えた場合は、今後どのような行動をとればいいか準備しておくことが大切です。

ここでは、仕事を早く辞めるために取るべき方法を紹介します。

有給休暇を使う

退職を希望する場合は、勤務先の就業規則にもよりますが、退職日の2週間前までにその旨を勤務先に伝えなければならないという定められています。そのため、仕事を辞めると伝えてからも、原則2週間は、その仕事を続けなければなりません。

一刻も早く仕事を辞めたい人にとって、この2週間という期間は長く感じられるものでしょう。しかし、そこを上手に回避する方法として、有給休暇を使うことが挙げられます。

有給休暇が残っている人は、退職したい旨を上司に告げ、引継ぎなど退職のためにすることが終われば、有給休暇を取ると良いでしょう。

出典:1 仕事を辞めるには(退職) |厚生労働省(PDF)

退職日の2週間前に退職届を出す

仕事におけるトラブルを避けるために、「退職の2週間前に退職の告知を行えば問題なく退職できる」と民法の第627条に定められています。

そのため退職日を決めたら、そこから逆算して2週間前には退職届を出しましょう。

出典:民法|e-Gov法令検索

仕事を辞める時に意識しておくと良いこと

仕事を辞める時に意識しておくと良いこと

仕事を辞めたくなる理由や原因は人によってさまざまです。辞めたいと思っていても、なかなか行動に起こせない人もいるでしょう。

ここからは、実際に仕事を辞める時に意識しておくと良いことを紹介します。これらを意識することで、行動に移しやすくなるでしょう。

辞める時に細かいことは考えない

辞める決意をしたにもかかわらず、上司に退職を申し出たら引き止めにあったり、上司にお世話になったことを思い出したりすると、辞めることが悪いように思えてくることもあるでしょう。

しかし、その職場を辞めたいと思ったことは揺るぎない事実です。つまり、辞めたいと思う要因があったといえます。

その事実をしっかりと受け止め、辞める時にあれこれ細かいことは考えないようにしましょう。

退職は口頭で伝える必要はない

退職に関する手続きについては、口頭で伝えなければならないという決まりはありません。

どうしても、自分の口からは伝えづらいという人は、書面で退職を伝えてもかまいません。退職は口頭で伝える必要はないことを頭に入れておきましょう。

仕事を早く辞めた方が良い状況

仕事を早く辞めた方が良い状況

仕事を辞めたいと思う状況は人によってさまざまです。ある人が辞めたいと思っている状況は、他の人にとっては辞めるほどのものではないという場合もあるでしょう。

ここからは、仕事を早く辞めた方が良い状況を詳しく説明していきます。

給料や残業代が支払われない

給料は、労働の対価として支払われます。働いているのに給料が支払われないのは、会社として経営が成り立っていない可能性が高いでしょう。また、正当な理由もなく給料が支払われないのは会社が契約違反をしている可能性があります。残業代が支払われないのも、同様です。

給料や残業代が支払われない状況になれば、仕事を辞めることをおすすめします。経営が成り立っていない可能性がある会社に籍を置き続ける必要はないでしょう。

残業が長すぎる

残業時間には、月45時間、年360時間と基準が決められています。この基準は過労死ラインといわれ、これ以上になると命の危険があるといわれています。

そのため、残業時間が長すぎて月の基準の45時間を優に超えてしまうような会社は、辞めることを検討しても良いでしょう。

出典:時間外労働の上限規制|厚生労働省

何年働いても仕事ができない

実際に働いてみたら、自分が思っていた業務と違ったり、うまく業務がこなせなかったりすることがあります。どちらの場合も経験を積めば、それなりにこなせるようになるのが一般的でしょう。

しかし、中には、何年働いても業務がこなせない場合があります。これはその人ができるように努力していないからではありません。その業務がその人に合っていないからだといえます。合わない仕事をしている場合は、無理して続ける必要はないでしょう。

会社でいじめなどにあっている

会社で働く人達の人間関係に目を向けてみましょう。

日頃の何気ない会話の中で、傷付くような言葉を投げかけられたり、あからさまに仕事が回ってこなかったりなど、いじめにあっていると感じることもあるでしょう。この場合も、無理して仕事を続けていては精神的に苦痛を感じ、業務に支障をきたす恐れもあります。

なるべく早い段階で仕事を辞めて良い状況といえるでしょう。

仕事が原因で病んでしまった

仕事をしていると、身体や気持ちが疲れてしまうことがあります。そういった疲れと折り合いを付けながら仕事を続けていても、次第に立ち直れなくなったり、うつ気味になったりする場合もあります。

こういった状況になると、仕事を続けることで悪化する可能性があるため、無理に続ける必要はないでしょう。

辞めたいと言っても辞めさせてくれない

辞める時に会社側の承諾が必要という決まりはありません。退職届を出して、会社が一方的に辞めることは認めないなどと言って辞めさせてくれない場合も、従う必要はありません。

このような場合も、早く辞めるべき状況といえるでしょう。

まだ仕事を続けた方が良い状況

まだ仕事を続けた方が良い状況

すぐに仕事を辞めた方が良い状況がある一方、仕事を辞めたくなってもまだ続けた方が良い状況もあります。

少し気に入らないことがあったからと言って、すぐに仕事を辞めてしまうのではなく、これから紹介するような状況の時は、少し落ち着いて考え直してみましょう。

上司から怒られた

上司から怒られるのは辛いものです。特に感情的になってただ単に怒るだけの上司は時に理不尽だと思うこともあるでしょう。しかし、どうして怒られているのかを考えず、上司から怒られたからすぐに辞めるという行動は避けた方が良いといえます。

一人前の社会人として育ってほしいという思いから怒られたと思えるなら、理不尽だとはいえません。また、大きなミスやアクシデントにつながることをしていれば、怒られても当然でしょう。

上司に怒られた時は、すぐに仕事を辞めることを考えるのではなく、怒られている理由は何か、一度冷静になって自分を振り返ってみましょう。

仕事でミスが重なった

ミスをしようとして仕事をしている人はいないでしょう。だからこそ、仕事でミスが重なると、落ち込んでしまい、仕事を辞めたくなったりするものです。

しかし、ミスは確認不足が原因である可能性が高く、注意点や手順を理解していない場合に多く見られます。ミスが重なった場合は辞めることで解決しようとするのではなく、自分なりのルールなどを決め、未然にミスが重ならないように努めましょう。

まだ働き始めて日が浅い

入社してまだそれほど日が経っていないのにもかかわらず、仕事を辞めたいと考える人もいるでしょう。

それなりの年月をその会社で過ごし、それでもその仕事に満足や納得ができないのならば仕方がないといえますが、働き始めて日が浅い場合は、仕事の内容を深く理解できているとはいえないでしょう。

辞めずに仕事を頑張ってみることで、嫌だったはずの仕事が楽しくなったり、自分に向いていると感じたりすることもあります。すぐに辞めてしまわずに、しばらく経験を積んでみることも必要でしょう。

何となく仕事が自分に合っていないと思っている

何となく仕事が自分に合っていないと思って仕事を辞めている人は、次の仕事に就いても同じように辞めていく傾向が強いといえます。

まずは、今就いている仕事の何が合っていないのか、何が合っているのかを見極められるように、仕事を続けたほうが良いでしょう。

辞めることだけを目的にしている

しっかりとした理由があって辞める人と違って、しっかりとした理由がないにもかかわらず辞めたいと言っている人は、辞めることが目的になってしまっている傾向があります。辞めることだけが目的になっている場合、辞めた後の転職先で成功は収めにくいといえます。

そのため本来仕事を辞める時には、なぜ辞めたいのか、辞めてどうしたいのか、そういったことを自分の中でしっかりと確認できた上で辞めるのが無難でしょう。すぐ辞めずに一度立ち止まって考えてみましょう。

辞めたい理由が辞めるに値するものではない

例えば、仕事を辞めたい理由を聞いて「何となく辞めたい」と答えられたら、どう感じるでしょうか。また「とにかく辞めたい」と答えられても、理由として認めるには疑問が残るでしょう。

このように、辞めたい理由が誰から見ても辞めるに値するものではない場合も、辞めずにまだ仕事を続けた方が良い状況といえます。

仕事を早く辞めたいと思った時に知るべきデメリット

仕事を早く辞めたいと思った時に知るべきデメリット

実際に仕事を辞めると、会社に縛られなくなり、自由な時間が手に入ります。しかし、仕事を辞めると、今まで得ていた収入がなくなるといったデメリットがあることを自覚しましょう。

ここからは、仕事を早く辞めたいと思った時に知っておきたいデメリットについて紹介します。

  • 転職できない可能性がある
  • 今より環境の悪い会社に転職してしまう可能性がある
  • 収入が減って生活が厳しくなる

転職できない可能性がある

とりあえず辞めることを優先して、辞めた後どうするか未定のまま仕事を辞めてしまった場合、次の仕事がなかなか見つからない可能性があります。仕事を辞めて、すぐ次の仕事が見つかるという考えは控えたほうが良いでしょう。

今より環境の悪い会社に転職してしまう可能性がある

今の会社の環境が悪く、より良い環境を求めて転職しようとしても、必ずしも今より良い環境の会社に入れるとは限りません。仕事を早く辞めたくてすぐに退職し、転職したとしても、今より環境の悪い会社に転職してしまう可能性があることも知っておきましょう。

収入が減って生活が厳しくなる

これは先にも述べましたが、仕事を辞めれば特別な収入源がない限り、収入が減って生活が厳しくなる可能性があります。

仕事を辞めても生活できる貯金や資産があれば良いですが、そうでない限り、生活が厳しくなっていくでしょう。

仕事を早く辞めたいと思う理由

仕事を早く辞めたいと思う理由

仕事を早く辞めたいと思う理由は人によってさまざまです。自分自身の問題であったり、会社の環境によるものであったりもします。

ここからは、仕事を早く辞めたいと思う理由を紹介します。

仕事をしている時間が長い

毎日残業するのが当然のような働き方をしている会社や、休日出勤をしても振替の休日が取れなかったり、本来労働者の権利である有給休暇が取りにくい雰囲気があったりする会社もあるでしょう。このような会社の様子は、辞めたいと思う理由になるといえます。

全体として仕事をしている時間が長い場合は、体力的にも精神的にも辛くなり、辞めたくなるのも当然といえるでしょう。

給料が少ない・不安定

一生懸命仕事をしても給料が周りの人よりも少ないと感じる場合や、給料の支払いが不安定で決まった日に支払われないなど、給料面に対する不満や不安も、仕事を辞めたい理由になります。

同業種の人や同年代の平均年収と比べてみて自分の給料の方が低い、労働の量に見合った給料ではないといった状況は、労働意欲にも関わってくるでしょう。

将来の生活が不安

会社の業績が思わしくなく給料の支払いが滞納されたり、一生懸命仕事をしても昇格や昇給がないこともあったりするでしょう。このような状況に陥ると、これから自分はどうなるのかと、将来の生活に不安が湧いてくるのは当然といえます。

自分の将来の生活に不安を感じる中、働くのは苦痛と感じてしまい、仕事を辞めたいと思う理由になってしまうでしょう。

体力的に辛い

労働基準法では、原則として、1週40時間、1日8時間を超える労働は認めていません。つまり、これは労働者として健全に働ける時間といえます。これを超えて働き続けてしまうと、体力的に辛くなってしまうでしょう。

また時間内に抑えられていても、想定外の肉体労働を強いられると身体的な疲労が蓄積してしまいます。

これらのような労働をさせられている場合は、仕事を辞めたくなっても当然のことといえるでしょう。

出典:労働基準情報:労働基準に関する法制度|厚生労働省

体調を崩した

寝る間も惜しんで仕事に没頭してしまい寝不足になったり、そこから別の症状が出てしまったりする場合もあるでしょう。

このように明らかに身体が限界であることを訴えている場合も、仕事を辞める理由になりえます。

人間関係でストレスを抱えている

働く中で避けて通れないのが、職場の人間関係です。良好な人間関係が築けている場合は、少々仕事が大変でもなんとか乗り切れるものです。

しかし、逆に人間関係が悪くなれば、ストレスを抱えてしまい、好きな仕事であっても嫌になってくる傾向があります。その上、体調不良を引き起こしたりもするでしょう。職場の人間関係でストレスを抱えながら、その仕事を続ける必要はないといえます。

仕事を早く辞めたい人に起こりがちなトラブル6選

仕事を早く辞めたい人に起こりがちなトラブル6選

仕事を辞めようと行動を起こすと、強引に引き止められたり、有給休暇を取りたいのにもかかわらず取れなかったり、さまざまなトラブルが起きる可能性があります。

仕事を辞めようとする時にどんなトラブルが起きるのか、知っておくとしっかりと対応できるでしょう。

ここからは、仕事を早く辞めたい人に起こりがちなトラブルを6つ、紹介します。

会社に退職を拒否された

会社側からすると、退職を申し出ている人が優秀であればその人を手放したくなく、人手不足になることを避けたいなどの理由から、退職を拒否する場合もあります。

これによって、仕事を早く辞めたいのに辞めさせてもらえないというトラブルに陥ります。法的根拠を示し、辞めることを拒否できないことを訴えると良いでしょう。

出典:民法|e-Gov法令検索

怖くて辞めたいといえない

仕事を辞めたい時は、上司に口頭で伝えたり、退職届を出したりします。しかし、普段から上司に高圧的な態度を取られていたり、元々上司との人間関係がそれほど良くなかったりすると、怖くて辞めたいといえない場合もあります。

また、自分が辞めることを知った同僚からの批判があることを危惧し、辞めたいといえなくなる場合もあります。

どちらも普段からの人間関係が影響して、怖くて辞めたいといえないのでしょう。

辞めたいと言ったら損害賠償請求をすると言われた

たとえ、会社がその人に辞められると困る場合でも、無理矢理引き止めたり、退職を拒否することはできません。

しかし中には、引き止めたり拒否したりするだけでなく、辞められることで会社は損害を受けるため、損害賠償を請求すると会社側が言ってくる場合があります。損害賠償という言葉で揺さぶられることがないように、この点を頭に入れておくと良いでしょう。

就業規則にある退職のルールが法律より厳しい

仕事を辞める時に、就業規則を把握できていないとトラブルになることがあります。

それは、就業規則にある退職のルールが法律より厳しい場合です。法律上は認められているため大丈夫だと思っていても、就業規則では認められていない場合もあり得るため、注意しておきましょう。

会社からお金を借りているのを理由に辞めさせてもらえない

もし会社に借金をしている人は、辞める時に注意が必要です。

辞めるための手続きは、通常の退職と変わりませんが、返済条件を記した借用書などが作られていない場合、お金を借りているのを理由に辞めさせてもらえないトラブルになる可能性が高いでしょう。

有給休暇を消費させてもらえない

有給休暇が残っている場合、退職を申し出てから退職する日までの間に消化したいと考えるのが一般的ですが、それを消費させてもらえないのも、仕事を辞める時に起こりがちなトラブルといえるでしょう。

有給休暇は働いている側の権利で、本来は、働いている人の都合で消費することができるものです。それを知らないでいるとトラブルに対処できなくなるため、注意が必要です。

出典:年次有給休暇|労働基準法

仕事を早く辞めたいと思ったら早めに行動しよう

仕事を早く辞めたいと思ったら早めに行動しよう

辞めたいと思ったらその理由をしっかりと把握し、把握できたらできるだけ早めに行動に移して良いでしょう。

辞めたいと思いながらも行動に移さない日々は、先が見えず苦しい日々になります。早めに行動することで苦しい日々から脱却しましょう。

監修:キャリテ編集部【株式会社エーティーエス】

株式会社エーティーエスが運営する本サイト「キャリテ」では、みなさまの「キャリア」「働く」を応援する記事を掲載しています。みなさまのキャリアアップ、より良い「働く」のために、ぜひ記事の内容を参考にしてみてください。

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